トレンダーズは、同社運営の訪日外国人観光客向けメディア「ZEKKEI Japan」内の画像コンテンツへの海外ユーザーリアクションデータをもとに開発したアルゴリズムにより、国別のユーザーリアクション予測を可能とするインバウンドコンテンツマーケティングツールの提供を開始した。
同社は「ZEKKEI Japan」内のコンテンツ画像に、複数のキーワードタグを設定。海外ユーザーの国別に分析をすることで、コンテンツに対する国別のユーザーリアクション予測が可能となる独自のアルゴリズムを開発した。例えば、「色」を表現するキーワードでは、香港では“オレンジ”、タイでは“ピンク”、台湾では“赤”へのユーザーリアクションが大きくなる傾向にある。
このアルゴリズムを活用することで、企業のインバウンドマーケティングについて、あらゆる領域のコンテンツ制作においてターゲットとする国のユーザーリアクションを事前に予測・検証できるようになり、より効果的でエンゲージメントの高いコンテンツ制作が可能となる。なお、現時点での設定キーワードは3,000以上、対応しているのは台湾・香港・タイの3か国だが、今後も対応国やキーワードは順次増加される予定。
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