キーワード3:CMS
トヨタのWebサイト価値は1,300億円超ということをご存知だろうか?もはや自社HPを持つことは当たり前の時代となったが、今後は自社HPを「メディア」として捉えることが必要になるだろう。自社HPのメディア価値を上げ続けるためにも必要な機能がCMSと言える。CMSとは、Contents Management Systemの略称で、その名の通り、Webサイト上のコンテンツを一括管理するシステムのことである。コンテンツにはサイトに使用されている画像(または動画、音声など)やテキスト、さらにはページを構成する画像、レイアウトなどを定義したテンプレートなどが含まれる。デザイナーがテンプレートを作成し、コンテンツ作成者がテキストを作成し、要素ごとに分離してデータベースに保存すると、テキスト、画像などがテンプレートに沿った形でレイアウトされたWebページが自動的に作成される仕組みである。
キーワード4:SNS
SNSというと、とmixi、GREEといったサービスを思い浮かべる人も多いが、マーケターから見たときのSNS活用ポイントは「顧客ロイヤリティの向上」といえるだろう。ファン同士でふれあう場所を提供することで、ロイヤリティーをさらに高めることができるし、何かキャンペーン施策を行なった際の受け皿として活用することができる。また、会員コミュニティから商品が誕生するといった流れもあり、商品開発という観点からも注目されている。
キーワード5:メール
Webマーケティング手法として、インターネット黎明期から活用されているのがEメールマーケティングだ。データベースの情報を駆使し、見込み客や既存顧客との関係を維持・継続し、購入意欲を喚起させる。インターネット広告が色々なチャネルから自社のウェブサイトへ誘導する「プル型」のコミュニケーションであるのに対し、個人のメールボックスにキャンペーンの案内や定期的なメールマガジンなどを送り届けることで、「プッシュ型」のコミュニケーションをとることが可能。また、PC以上に携帯との相性がよいマーケティング手法であり、今後のさまざまな活用法が考えられる。