電通の海外本社電通イージス・ネットワークは、北米のデータ・アナリティクス専門のコンサルティング会社Cardinal Path Holding Company(以下、カーディナル・パース社)の株式100%を取得することで、同社株主と合意した。
2011年に設立されたカーディナル・パース社は、ビッグデータの分析とそれに基づくコンサルティングやソリューションに強みを持つ。具体的には、企業内に分散するデータの整理・データから企業課題を抽出・外部オーディエンスデータを掛け合わせた統合分析・コンサルティングおよび各種ソリューション施策の実施とその検証、という4つのプロセスでサービスを提供している。
今日の広告コミュニケーション・ビジネスでは、ビッグデータ分析に基づく、より精緻で効果が見込めるプランニングや施策の重要性が高まってきている。このような状況から、今回の買収に至った。
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