ジーニーは、新サービスとして「メールSSP」を開発した。同サービスでは、メールマガジンなどを発行する媒体社が、HTMLメール本文内に各DSPやアドネットワークからの広告を配信できるようになる。
これまでHTMLメール内の広告におけるマネタイズは、テキストとURLリンクなど静的広告が中心となっており、データを解析しリアルタイムに広告を最適化できるウェブサイトのディスプレイ広告と比較すると、得られる広告収益も限定的になっていた。しかし、同サービスでディスプレイ広告の配信が可能になることで、新たな収益源を確保することができる。
また、広告主・広告代理店は、ジーニーが提供する「Geniee DSP」から、媒体社のメールSSP広告枠に対して、リアルタイムにターゲティング広告を入札することができる。
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