2016年1月に創刊したマーケター・経営層向け定期誌『MarkeZine』（毎月25日刊行／64ページ／毎月10日申し込み締切）。読者のみなさまへ一足先に、第7号の目次をお知らせします。特集テーマは「テクノロジーで革新する次世代CRM」です。

　第7号の特集テーマは「テクノロジーで革新する次世代CRM」。CRMを日本語で言うと、顧客関係管理を意味します。顧客一人ひとりと深い関係を作り、顧客満足度を向上させてエンゲージメントを高め、売上や利益率を上げていく取り組みに、かねてから真摯に取り組んできた企業も多いかと思います。

　概念自体は決して新しいものではありませんが、CRMを実現する手段はテクノロジーの進化や生活者の環境変化とともに大きく変容を遂げつつあります。スマホシフトによる消費者行動の変化、1to1マーケティングを実現するテクノロジーの進化が、CRMをどのように革新しているのでしょうか。

　定期誌『MarkeZine』第7号の特集では、ギャップジャパンの遠藤 克之輔氏、Sansanの大西 勝也氏と石野 真吾氏、ヤマト運輸の谷原 亮太氏、財満 裕也氏、荒川 菜津美氏、への独占インタビューを実施。3社が目指すCRMの未来像と、実践手法について迫っています。「自社が目指す理想のCRMを実現するために、テクノロジーの力を活用したい」「他社の先進事例と、その根幹にあるマーケティング戦略を学びたい」といった課題を感じているマーケターや経営層の方にお勧めの内容となっていますので、ぜひお見逃しなく！

　巻頭インタビューでは、トラディショナル企業のデジタル推進体制の構築について、全日本空輸の徳田 智昭氏と全日空商事／A-Krossの辛川 敬氏に迫りました。2016年3月に、ANAグループのデジタルマーケティングを担う専門会社「ANA-Kuroko Strategic Solutions（A-Kross）」が設立されました。多くの企業が運用型広告のオペレーションを外部のパートナー企業に委託する中、あえてグループ内に専門会社を設立したANAグループの狙いは何か。グループ全体で共通の理念を共有し新たな展開を目指す姿勢、並びにそれを実行するデジタル推進体制の構築の過程は、強いマーケティング組織の構築を目指している経営層やマーケターにぜひ読んでいただきたい内容となっています。

　そして、人気連載「世界のスタートアップに学ぶ」では、今回はオランダ発のFinTechスタートアップ「bunq」をピックアップ。FinTechとは、「Finance（金融）」と「Technology（技術）」を掛け合わせた造語ですが、国内外のデジタルサービス市場で活況を見せている分野です。“銀行”といえばお金を取り扱うこともあり、堅苦しいイメージがあるかと思いますが、今回紹介するサービスはそんな固定概念を一新してくれます。

　また創刊号から続く人気連載「愛されオウンドメディアの育て方」では、チーズタルト専門店を運営するBAKEが登場。大きなブームを巻き起こし、多くのファンを抱えている同社ですが、実は2015年5月からオウンドメディア「THE BAKE MAGAZINE」を展開しています。ブランドが市場に認知されてきたタイミングで、ブランドだけでなく会社自体のファンを作ることを目的に立ち上げられたオウンドメディアの運営の仕組みや広報効果に迫ります。

　その他の連載「業界最新動向」「次世代マーケティング教室」「私のキャリア」「DI. MAD MAN Report」「ヤフーのデータが語る」「データで読み解く」「Book Navigator」「マンガ超訳 マーケティング用語」も、新たな切り口で展開していますので、ぜひお楽しみに！

『MarkeZine』定期購読はこちら

『MarkeZine』定期購読はこちら