訪日外国人向けのマーケティング支援を行うオロは、訪日外国人に特化したSNS分析ツール「Talkscope」の提供を開始した。
同ツールでは、外国人のみに限定した膨大なSNSのデータを、使用言語、居住国、性別、指定のキーワード、投稿した場所、期間など、多様なセグメントで絞り込んで表示・分析することができる。言語は70言語、居住国は180か国に対応し、データは最大18ヶ月前まで蓄積している。
さらに、円グラフや折れ線グラフ、表形式、画像付き投稿データの一覧など多彩なビュー機能で、定量と定性の両面から可視化。SNS投稿の位置情報を利用して、地図上でエリアごとに投稿件数を表示・集計することも可能になっている。
これらの機能を活用することで、訪日外国人の消費者ニーズの分析や自社ブランドの評判分析・競合比較などに利用することができる。
同社では今後、Twitter広告と連携し、訪日外国人にのみピンポイントで限定したアプローチができる広告メニューを提供する予定。
【関連記事】
・Shufoo!、台湾の旅行会社と送客提携~訪日検討中の旅行者へ直接アプローチ
・JTBとパナソニック、ヤマトホールディングス、3社共同で訪日外国人向けサービスの実験を実施
・パソナ、インバウンド向けの人材育成からプロモーションを支援するサービスをリリース
・博報堂DYグループのインバウンド専門会社とデジタルクリエイティブカンパニーCINRAが提携
・マイクロアド・インバウンド・マーケティング、社名変更~東南アジアの現地プロモーション強化へ