MMD研究所が「2016年10月VRに関する意識調査」の結果を発表した。事前調査において15歳~69歳の男女8,820人にVRについて聞いたところ45.2%が「知っていて理解している」と回答し、「知っている」が17.8%、「VRという言葉を知らない」が36.9%だった。
「VRを知っていて理解している」と回答した3,992人にVRに対するイメージについて聞いたところ、「映画やアニメを楽しめそう」が37.7%と最も多く、次いで「自宅でゲームが楽しめそう」が36.2%、「酔いそう」が35.9%となった。
事前調査にてVR所持者、購入予約者、購入検討者、体験者、機能を理解していると回答した人1,043人(VRに興味を持っている人N=449、VR体験者N=422、VR所有者N=172)を抽出し、VRをどこで体験したいか質問したところ、「自宅」と回答した人が61.7%、「自宅以外」が34.3%となった。
自宅以外でVRを体験したいと回答した人に、どこで体験したいかを聞いたところ、「遊園地」が31.1%と最も多く、次いで「イベント」が29.6%、「観光スポット」が28.8%となった。
なお、360度映像用のカメラについても聞いたところ、「知っていて、撮ってみたい」が37.4%と最も多く、次いで「知らなかったが撮ってみたい」が30.3%となり合わせて67.7%の人が利用意向を示した。
【調査概要】
本調査期間:2016年10月7日~10月12日
有効回答:1,043人
調査方法:インターネット調査
調査対象:15歳から69歳の男女
※予備調査:2016年10月4日~10月8日、15歳から69歳の男女8,820人