日本IBMは2月20日、コンテンツ管理ソリューション「IBM Watson Content Hub」の日本語版をリリースする。
同ソリューションでは、画像コンテンツに含まれる意味を検出し、場面や対象物、顔のイメージなどを分析して何が起こっている場面なのかを理解するIBM Watson APIである「Visual Recognition」を活用。高精度のタグ付けを提案する。
これまで、コンテンツ管理ソフトウェアに画像や文書などを入力する際、それらが見つかりやすくなるよう「タグ」を複数入力する必要があった。しかし、デジタル・コンテンツ数が増えている今日では、タグ付け作業にかかる工数は大きな負担となっている。同ソリューションの提供により日本IBMは、タグ付けに対する工数の削減に寄与する狙いだ。
同製品はクラウド・ベースで提供され、2月20日から日本IBMのWebサイト上の「マーケットプレイス」内で無料トライアル版も利用できる。
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