人工知能「SENSY」を提供するカラフル・ボードは、トッパン・フォームズと業務提携し、共同で一人ひとりの好みに合わせた商品や表現を提案する「コンテンツ・パーソナライゼーションエンジン」の開発に着手することを発表した。
同エンジンでは、カラフル・ボード開発の一人ひとりの感性を学習する特徴を持つ人工知能「SENSY(センシー)」を活用した「商品レコメンド機能」と、トッパンフォームズが保有するデザイン嗜好性データベース「Ugocus Engine(ウゴカスエンジン)」を活用して開発する「表現レコメンド機能」を融合。これにより、「誰に」「何を」「どのように」という3つの観点でレコメンドすることができる。
具体的には、顧客情報や購買履歴から好みを解析し、各人にあわせたデザイン、キャッチコピーを用いて商品を提案する。
今後両社では2017年4月より、同エンジンのテスト販売を開始し、同年10月より順次サービス展開を開始する予定。さらに、同エンジンを出発点として、幅広いCRMソリューションにおいてパーソナル人工知能の活用を検討していく。
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