欧州での中核拠点となる楽天ヨーロッパは、戦略立案や人事、システムの開発・運用、物流機能を持つことを検討しているという。当初は、ヨーロッパ各国への進出に向けた事業計画を詰め、今年の夏をめどにオフィス機能の強化を図り、順次、追加投資や人員増強を図る。
楽天はすでに台湾で日本と同様のマーケットプレイス型ショッピングモールを展開。欧州数カ国で出店店舗と会員を募り、各国でインターネットを通じて商品を提供する予定。すでに欧州域内ではボーダーレスな商取引が可能なことから、各国のユーザーが他国店舗でも購入可能とすることも視野にいれているという。
【関連リンク】
・楽天市場、台湾に進出
・「楽天市場」の利用がはじめてテレビ上で可能に
・欧州クリスマス商戦前に最も多く検索されたのは「Wii」
・モバゲー米国進出、DeNAが米国に子会社設立
・はてな米国法人ついに始動、新サービス「はてなスター」と「はてなメッセージ」日米同時リリース