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新・女性のココロを動かすマーケティング術

インスタ女子の「バズ」を生む、3つの普遍的インサイトとは

「バズ」は「コンテンツ主導型」から「ユーザー編集型」へ

 「ユーザー編集型」はInstagramに限らず、最近の新たなバズのトレンドといえます。特定のユニークな情報やコンテンツが、“無編集のままシェア”されてバズが生まれる従来の「コンテンツ主導型」に比べ、「ユーザー編集型」では情報やコンテンツにユーザーなりの解釈やアレンジを加えたり、さらにはそれをユーザーが模倣して新たなコンテンツに仕立てたりと、“編集されてシェア”されることでバズが生まれていきます。

 最近の事例に例えるなら、一大ブームとなった「逃げ恥ダンス」は“自分も踊ってみる”ことでユーザーによりアレンジ・模倣されながら拡散していった、「ユーザー編集型バズ」の典型といえます。

 そして企業のマーケティング施策においてバズを狙う、かつ特に女性がターゲットである場合は、この「ユーザー編集型バズ」を狙うことが有効です。“編集”がともなうことで、ユーザー自身がより深く情報や商材を理解し、体験する、という副次的な効果も期待できます。

 Instagramの普及により、今「バズ」のあり方が大きく変化しています。今後は「とにかくバズらせたい」ではなく、そのマーケティング施策のターゲットとゴール、そして「バズらせる」側のインサイトを的確に見極めた上での緻密なプランニングが、より一層求められるといえそうです。

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この記事の著者

黒川 涼子(クロカワ リョウコ)

トレンダーズ株式会社 取締役 副社長執行役員COO。2006年の入社以来、化粧品・食品・家電・生活消費材など幅広い企業のマーケティング支援に携わる。トレンド分析や女性のインサイトについてのラジオ出演や講演多数。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2017/06/21 12:00 https://markezine.jp/article/detail/26642

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