LINEは、同社運営の電子コミックサービス「LINEマンガ」において、7月21日より、出版物の取次販売・物流を扱うトーハンと共同で、全国の書店600店舗を対象に「LINEマンガ×書店 試し読みキャンペーン」を実施すると発表した。
「LINEマンガ」は2013年4月のサービス開始以降、250社以上の出版社・レーベルを通じて、電子コミックストアで現在までに20万点以上を配信。出版社横断型で約200作品が更新される無料連載プラットフォームを構築するなど、豊富な作品ラインアップが評価され、アプリのダウンロード数は1,600万を突破している。
今回のキャンペーンは、マンガ作品と読者のタッチポイント創出を目的に、ビーコン端末からの信号情報と連動して、「LINE」アプリを介して情報配信を行うことのできる「LINE Beacon」の仕組みを活用。書店を訪れた「LINE」ユーザーに対してマンガの試し読み情報を配信するものとなっている。
また、これまでのキャンペーン対象店舗数は150店舗だったのに対し、第4弾となる今回は600店舗に拡大。より多くの読者のタッチポイント創出が期待される。
今回のキャンペーンを通じて「LINE」ユーザーは、全国の書店600店舗に設けられた特設コーナーでBluetoothをオンにすることで、「LINE」アプリ上にキャンペーン情報が配信され、同キャンペーンに参加できる。
表示される手順に従って「LINEマンガ」公式アカウントを友だち追加すると、人気マンガ作品の試し読み情報を受信できる。さらに、試し読みした後に表示される画面から、無料の限定スタンプがもらえるほか、作者の直筆サイン入りグッズなどの特典が当たる抽選に応募することも可能だ。キャンペーン期間は2017年7月21日から2018年1月31日までとなっている。
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