DataSignは、国内の上場企業3,558社のコーポレートサイトを対象に「利用されているWebサービス」についての独自調査を実施。その結果をまとめたレポート「DataSign Report」を公開した。調査の結果は以下の通りだ。
Webサービス総合の部門では「Googleアナリティクス」が断トツのトップ!
初めに上場企業3,558サイトで検出されたサービスのランキングでは、「Googleアナリティクス」の利用社率が83.05%と、圧倒的な利用率を示す結果に。国産サービスでは、「E-IR」「User Insight」の利用率が際立つ結果となった。
広告分野のサービスで最も使われているサービスは「DoubleClick」
また同調査では、検出されたサービスをタイプ別に分けたレポートも作成。広告分野のサービスでもっとも検出数が多かったのは「DoubleClick」で、検出数は1,568。2位の「AdWords」の検出数493に大差をつけた。
アクセス解析サービスも、「Googleアナリティクス」がほぼ独占
次にアクセス解析のサービスでは、全体の検出数でもトップだった「Googleアナリティクス」の独占状況が明らかになった。
ソーシャルプラグインでは「Facebook for Developers」に軍配
ソーシャルプラグインのサービスでは、「Facebook for Developers」が検出数642(比率18.04%)で、「Twitter Platform」が検出数358(比率10.06%)という結果に。Facebookが2位以下の2倍以上の検出数を出した。
タグマネージャーでは「Googleタグマネージャー」が1位に!
さらに、タグマネージャーのサービスでも「Googleタグマネージャー」が検出数601と、2位の「Yahoo!タグマネージャー」に2倍以上の差をつけていることが明らかになった。
【調査概要】
・調査主体:DataSign
・調査対象:上場企業3,558社の公式Webサイト
・調査日:2017年8月19日
・調査方法:同社のサービス「DataSign FE」を用いたクローリングによるもの
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