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誰もが負荷なくデジタルマーケティングを行える世界の実現を リクルートコミュニケーションズが起こす革命

商品価値にこだわる・テクノロジー活用で質と量の両立

MZ:同部署では、デジタルマーケティングを主軸として、主に中小企業の課題を解決するプロダクトを推進するという特徴がありますが、そこで成果を出すために重要なことはなんでしょうか。

大久保:大きく2つあります。クライアント課題を特定し、本質的な商品価値を創造することにこだわり抜けること、また、テクノロジー活用を起点とした発想の転換ができることですね。

 前者は、持続的なビジネス・ソリューション提供の根幹になると捉えています。難易度高く一度で定義し切れるものではないので、筋の良い仮説を出し続けることが重要です。

 後者については、中小企業の場合、各クライアントのバジェットは少なく、一方で、全国に数百万社あるというマーケット状況に起因します。広告運用を、人力を前提にBPRして頑張るという考えでは、対応可能社数の限界値はあまりに近く、目指したい世界の実現にはつながりません。

 例えば、当社では、SEM・ディスプレイ・SNSなどの数万社の広告配信設定において、人手を介さずに自動で処理をかけていますし、配信ロジック設計において、キーワードなどのクリエイティブ要素を自動生成したり、機械学習を活用して低単価×数万キャンペーンの配信と効果改善チューニングを自動で行ったりすることで、質とボリュームを両立させています。

MZ:高いレベルで課題設定できるよう個人がスキルを磨き、また発想や実現テクノロジーを活かすことで、いかに少ない労力で多くの成果をもたらすことができるかを考えることが重要なのですね。

 みなさんは、日進月歩で変化するマーケットに対峙しているからこそ、新しい知見をキャッチアップし続け、個人のスピード成長が求められると思うのですが、働く環境という点で、良いなと感じていることは何ですか。

竪山:業務の一環で海外カンファレンスに参加できることですかね。仰る通り、デジタルマーケティングの潮流はとてつもない速さで変化を続け、テクノロジーも日々進化しています。それらをキャッチアップし学び続けることが求められる中で、海外の最新情報を収集できるのは嬉しいです。

 またカンファレンスに参加することで、クライアントが求めているデジタルマーケティングにおける課題解決をマーケット全体の観点で発想するためのヒントが得られます。どうすれば効果や利益を持続的に創出して継続的なサービス提供ができるのか、事業開発視点を養いながら、視野を広く持ち、視座を上げていくような自己成長が図れます。

めまぐるしい変化の中で成し遂げたいこと

MZ:最後に、同部署で今後どのようなことに挑んでいきたいでしょうか? 

竪山:リクルートグループが展開する広いビジネス領域やマーケットには多くの課題が存在する中で、我々は独自の立ち位置でグループのアセットを活かしたソリューションを開発してきました。そして実現できる、実現したいことが、想像するだけでもまだ無限にあると思うんです。

 その想像を具現化して、我々が向き合う中小企業の課題を解決していくこと、またその解決総量や面積を大きくしていくこと、この2つを成し遂げたいです。

大久保:リクルートグループには、カスタマー接点となるメディアと各事業の営業が築いてきた強いクライアント接点、RCOにはICTソリューション局が独自開発した統合マーケティングプラットフォーム、そこに蓄積し続ける膨大なデータ、世界トップレベルの基準で採用しているエンジニアの高い技術力や実装力があります。

 私たちマーケターが中小企業の課題解決につながるソリューションをマーケットへスピーディに展開できる環境は整っています。そのソリューションのスケーラビリティは自らの企画や構想で変わってくるので、私たち次第でマーケットインパクトをどんどん大きくできる。そこが私たちの仕事の一番の魅力ではないでしょうか。

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この記事の著者

遠藤 義浩(エンドウ ヨシヒロ)

 フリーランスの編集者/ライター。奈良県生まれ、東京都在住。雑誌『Web Designing』(マイナビ出版)の常駐編集者などを経てフリーに。Web、デジタルマーケティング分野の媒体での編集/執筆、オウンドメディアのコンテンツ制作などに携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/10/02 11:08 https://markezine.jp/article/detail/27097

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