福岡ソフトバンクホークスは、日本オラクルが提供するソーシャルメディア管理のクラウドサービス「Oracle Social Cloud」を利用開始した。
同社はこれまで、ブランド認知向上やファンとの関係性の構築を目的に、ソーシャルメディアの運用に取り組んできた。そして今回、ソーシャルメディアを新しいファン獲得のための施策として活用することを検討する中で、発信だけでなくソーシャルメディアから得た情報を有効に活用し、ファンとのコミュニケーションを強化できる仕組みとして、「Oracle Social Cloud」の採用に至った。
今回の導入にともない、同社はソーシャルネットワーク上でキーワードを含むコメントがどのように投稿されているかの効果検証やイベントに対する評価の分析を実施。過去に行ったイベントを基に「タカガールデー」「ジュラシックドーム」「熊本復興支援試合」のキーワードで検索を行った。その結果、ソーシャルメディア上で、ファンの反応が得られる適切なタイミングや内容、ファンの満足度を測るための指標、PR戦略を改善するためのインサイトなどを得ることができた。
今後同社は、インサイト分析結果を活かしたイベント企画・運営に向けた改善や効果的な広報・広告・ソーシャルメディア告知方法についての施策立案および実施を行っていく。
【関連記事】
・インフルエンサーマーケティングのクロスリング、SNSアカウント比較・分析ツールをリリース
・ドリップ、PR記事の依頼サービスをローンチ 2,000万円の資金調達も実施
・福岡ソフトバンク、情報発信の活性化を図る
・「アダプティブ・インテリジェンス」が変える、CXの未来図 米オラクルCEOキーノート
・アンダーワークス、「Oracle Excellence Awards 2017」を受賞