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元CNET日本法人社長から学ぶネットビジネス成功の極意 前編

2006/10/10 00:00

このコラムでは、「オンラインマーケティング」にまつわるテーマでIT業界のキープレイヤーの方々とチャットを利用した対談をしていきます。今回は、元CNET日本法人社長御手洗氏のご登場です。「Web2.0」「CGM」といった、時代を賑わすキーワードが出現する以前から、それらを予測していた御手洗氏とのチャット対談。さてさて、どんな話が飛び出すのか…、前編、中編、後編の大ボリュームで豪華にお届けします!

遊談相手
御手洗大祐
御手洗 大祐(みたらい だいすけ)
1996年 日本電信電話株式会社に入社。約3年に渡り電子商取引システムや企業間取引システムに関する米国ベンチャー企業との共同開発に携わる、その後有限会社(当時)ネオテニー、バックテクノロジーズ株式会社 代表取締役を経て、日本法人であるシーネットネットワークスジャパン株式会社 代表取締役社長に就任。 2005年 シーネットネットワークスジャパン株式会社代表取締役を退任後、同社非常勤取締役に就任(同年10月に退任)。また同時期に株式会社日本技芸を設立。現在は株式会社日本技芸 代表取締役社長、株式会社アイスタイル 非常勤取締役、株式会社サルガッソー 非常勤取締役、長野県本人確認情報保護審議会委員を務める。

何かが始まる予感がした

四家
今回は株式会社 日本技芸代表取締役の御手洗大祐さんとの遊談です。御手洗さんというとやはりCNETの日本法人を創設された方というイメージが強いと思われますが、実は多彩なキャリアを歩まれていて、その歩みは日本のネットビジネスの変遷とも大いに関わっていそうです。ということで早速なんですが、最初の就職先であるNTT入社のいきさつなどお伺いできますか?
御手洗
もともと、私自身は小学校3年ぐらいからパソコンを使い始めていた世代です。親戚の家で初めてパソコンに触って感動したのがきっかけなんです。
四家
なるほど。
御手洗
で、大学生の頃…、92~93年頃に初めてパソコン通信に触ることができて、その面白さにはまって、一気に世界が広がったと。
四家
相当早いですね。まだ300bpsとか?
御手洗
うーん、当時はもう2400bpsとかでしたね。
四家
いきなり 若い読者にはわからん会話になってますが(笑)。パソコン通信はどんな形で使われていたんですか?
御手洗
そうですね、やはり情報収集がメインでしたね。好きな音楽とか、当時に乗っていたバイクについての話題、あとは使っているPC関連の話とか。そういうことの情報交換に使っていましたね。
四家
なるほど、僕もパソコン通信からネットにはまったくちなんですが、ラグビー観戦とMac関連の情報交換が中心でした。
御手洗
この間のニフティサーブお別れ会もちゃんと出てきました。
四家
おー、すばらしい。「一気に世界が広がる」ってのは、いまのインターネットよりあのころのパソコン通信を始めたときのほうが強い気がしますね。
御手洗
そうですね、ちょうど原始人が「火」を使い始めたようなインパクトだったと思いますよ(笑)。インターネットは、逆に当初はそのすごさがよく理解できなかった。
四家
当初のインターネットは、むしろ不便なパソコン通信だった、僕にとっては。
御手洗
まったくそんな感じでしたね。
四家
少なくとも はじめてパソコン通信に触れたときのあの感動はなかったですよね。
御手洗
うーん、でもgopherとか初めて使った時は、これはなにか新しいことが始まるかも、という感触はありましたね。
四家
そうそう。ちゃんとわかりやすいアプリケーションが整備されて、利用者が増えればすごいことになるんだろうなあという予感はありました。
御手洗
ですね、そういう感覚は非常にありました。ただ、やはりパソコン通信とは別のもの、という捉え方をしていたような気がします。パソコン通信は密度の濃いコミュニケーションの場で、インターネットは情報摂取の場だと。
四家
でしたね 遠くの情報を簡単に持ってこれることがすごかった。写真とか、音とか。
御手洗
うん。そういうところには非常に魅力的ですね。

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