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現場ノウハウ満載!現役店長に学ぶ「人気ネットショップの作り方」

クチコミで広がるお客様の輪、大切な仲間と着たいユニフォームをつくる「ツバメヤスポーツ」(前編)


 今回お話をうかがったのは、80年の歴史がある老舗スポーツ店「ツバメヤスポーツ」のネットショップを経営している竹内さんです。チームスポーツを楽しむ人たちのユニフォームづくりには、どんなご苦労があるのかをうかがいました。後編はこちら。

店長紹介
喜山 荘一
竹内 隆(たけうち たかし)
1957年3月生まれ。立教大学社会学部卒。昭和2年創業のスポーツ店「ツバメヤスポーツ」の三代目社長。スポーツメーカー主催の若手経営者セミナーやその仲間との勉強会を通じて専務時代にストアブランド「TEAM & TEAMS(ティーム・アンド・ティームス)」を開発、平成5年、実店舗の2階に専用フロアをオープン。平成14年、ネットからの受注を開始。平成20年、「TEAM & TEAMS」のブランド展開とネット販売を目的とする新会社「TAP JAPAN」設立。趣味は、温泉・旅行・テニス(日体協公認テニス教師but今は名前だけ…)。
TEAMS ツバメヤスポーツ
「TEMA & TEAMS」

ホームページがお店のカラーを表現する場所に

山田
老舗のスポーツショップを営む竹内さんがネットにもお店を立ち上げたのは、いつごろですか?
竹内
今から10年前の1998年です。お店のホームページを知り合いに頼んでつくってもらいました。このときは、お店の紹介程度で更新もほとんどしていないホームページでした。ところが、2002年にホームページ製作をしてくれている人と出会い、全面リニューアル。当店のストアブランド「TEAM & TEAMS」によるオリジナルユニフォームや、今までつくったユニフォームの写真を紹介していくなど、もっと店を表現していくことに方向転換しました。
山田
ホームページが、ただの情報提供の場所からお店のカラーを表現する場所になったということですね。
竹内
はい。その後もリニューアルを重ねて、野球ユニフォーム、チームのTシャツやオリジナルユニフォームを中心としたページ構成にしました。
そして2008年2月、ストアブランド「TEAM & TEAMS」の思いやこだわりをもっとたくさんの方々に伝えるために、そして、より充実、発展させていくために、インターネットに特化した新会社「TAP JAPAN」を設立いたしました。
オリジナルチームウェアは、チームを楽しく明るくするだけでなく、絆を強くする。
山田
お店は現在どんな体制で運営されているのでしょうか。
竹内
店の専任スタッフは4名で、その他に体育施設メンテナンス専門の熟練スタッフと東京スポーツ用品専門店協同組合の前理事長として活動している会長(父)がおります。
山田
「ツバメヤスポーツ」は、実店舗もありますよね?
竹内
はい。ツバメヤスポーツの創業は昭和2年で、80周年を迎えさせていただきました。お店には利用していただいたお客様のクチコミや、ホームページの情報をご覧になって近郊からご来店いただいております。
創業当時のツバメヤ(左)。右は現在の店舗。
山田
創業80年というのは、スポーツ用品店としてはかなりの老舗になりますね。
竹内
そうですね。ただ、先代まで行っていた旧来のスポーツ店の体質からは、多くの負の継承もありました。再建への長い道のりの中、生まれたのがストアブランド「TEAM & TEAMS」によるカスタマイズ可能な独自のチームウェア・グッズを提供する新業態としてのTEAMSHOPなんです。このお店では、スポーツはもちろん、趣味、サークル、企業、地域などいろんな仲間やチームのご相談に応じ、チームウェアの製作過程をひとつひとつ確認しながらつくる楽しみを味わえる、他にはないチームウェア専用フロアがあります。ここでは、一種の文化的創造を担っているんだという自負や喜びがあります。

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この記事の著者

山田 雅彦(ヤマダ マサヒコ)

大学で経営工学を専攻。総合電機メーカー系ソフトハウスに勤務後、フリーのシステムエンジニア、IT系コンサルタントなどを経て、2000年3月に有限会社サーブを設立。 また、買い物情報のクチコミサイト「買物じょうず」の企画・開発...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/03/21 12:33 https://markezine.jp/article/detail/2742

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