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知識共有プラットフォーム「Quora(クォーラ)」、日本語でのサービスを開始

2017/11/15 08:00

 Quoraが日本語でのサービス提供を開始した。同サービスは、2009年にFacebookの元CTOアダム・ディアンジェロ氏が創業した知識共有プラットフォーム。6言語で展開され、ユニークビジター数が月間2億人を超えている。

 アメリカ大手知識共有プラットフォームを運営するQuora(クォーラ)が日本語でのサービスを開始した。

 世界中にある知識のうち、一般の人がオンラインでアクセスできるものは、ごく一部だという問題に向き合うため、Quoraはあらゆる知識を共有できるプラットフォームを構築し、世界中の知識を共有し、広め深めるという使命を持ってサービスを提供してきた。

 2010年に英語版のサービスを開始して以来、Quoraは月間ユニークビジター数が2億人を超えるまでに成長。ビジターの半数以上がアメリカ以外の国の人々となっている。

 各分野の第一人者や専門家、たとえば米国政治家バラク・オバマ氏、米国政治家ヒラリー・クリントン氏、米国女性活動家グロリア・スタイネム氏、Facebook COOシェリル・サンドバーグ氏、Wikipedia創設者のジミー・ウェールズ氏、片づけコンサルタント近藤麻理恵氏などもQuoraを利用しており、人々の質問に数多く回答している。

 Quoraの共同創業者兼CEOアダム・ディアンジェロ氏はFacebookの初代最高技術責任者(CTO)を務めた後、2009年にQuoraを設立した。

 Quoraでは様々なトピックについて質問することができ、すべての質問は、その質問の回答に適した人のフィードに自動的に振り分けられる。各ユーザーアカウントは、Quora内での質問・回答の書き込み、トピックや人のフォローなど、利用を重ねるたびに最適化されていく仕組みだ。

 Quoraは、回答者のクオリティ、コミュニティの他のメンバーから得られるフィードバック、信頼性を保証する製品の特徴に基づき、質の高い回答を担保してきたという。また、本名を使用するという基本方針も、回答への信頼性を高めることにつながっている。

 さらに、Quoraの基本方針として、「いつも思いやりと敬意を」という規約の下、最低限の礼節を持ってQuoraを利用するようユーザーに呼びかけている。システム上でもこの方針をバックアップしており、機械学習、自然言語処理、パターン照合の技術を利用して、スパムや、盗用、トローリング(荒らし行為)といったユーザー体験に悪影響を与える事柄を検出・除去している。

 アダム・ディアンジェロ氏は次のように述べている。「Quoraの使命は、世界中の知識を共有し、その知識を広め深めることです。当社は米国を拠点に高品質のコンテンツプラットフォームを構築していますが、国の枠を超えて様々な人が知識の共有に貢献してくれていることに驚いています。英語版のQuoraを利用しているの方の中には既に日本語を話す方もいますが、Quora日本語の開始によって、さらに多くの方がQuoraに参加し、貢献してくださると確信しています」

 今年9月、Quoraは少数のユーザーに向けて、日本語によるベータ版サービスの提供を開始し、数カ月で、同プラットフォームには、医師、ソフトウェア開発者、CEO、カメラマン、編集者など、様々な分野の専門家から回答が寄せられたという。

 また、この数カ月の間に、多くのスレッドが開設され、「プログラマーが必ず作るべきプログラム」や、「中小企業の経営者として学んだ厳しい教訓とは」、「日本でクレジットカードの使用率が低い理由とは」、「一人で起業するのは、複数人で起業するのと比較すると難しいですか」、「エクアドルで住むのにお薦めの地域はどこですか」といった様々な質問に回答が投稿されている。

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