ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は『ファミ通モバイルゲーム白書2018』のトピックスを明らかにした。本調査は、Gzブレインが保有する全国47都道府県、5~69歳の約25万人を対象としたeb-i(Entertainment Business Insight)パネルから1万超のサンプルを得て集計したもの。
ゲームはPCよりスマホ派が7割、動画やショッピングはPC派が多数
スマートデバイス(スマートフォン・タブレット)とパソコンの両方を所有している人を対象に、様々な用途に応じて、双方のどちらを利用するケースが多いかを聞いたところ、ゲームについては、スマートフォン・タブレットの利用率が73%と圧倒的に高いことがわかった。
メールやSNS投稿などの対人コミュニケーション用途もスマートフォン・タブレット派が多数を占めた。一方で、ネットショッピングやオークションといった購買や、動画視聴に関してはパソコンを使用するユーザーが多いという結果が出た。
2017年第3四半期までのモバイルゲーム課金売上トップは「モンスト」
2017年第3四半期終了時点における国内モバイルゲーム売上ランキングで首位となったのは、配信から4周年を迎えた「モンスターストライク」だった。
第2位は「Fate/Grand Order」で、2015年夏に配信が開始されて以来2017年に入りさらに勢いを増しているという。
2016年世界モバイルゲーム市場規模は前年比4割増しの5兆円市場に。
2016年の世界モバイルゲーム市場は、前年より約4割増の5兆6761億円と推計した。最も拡大したのは、中国と日本が躍進したアジア市場で、モバイルゲーム市場においてアジアが世界をリードしているといえる。次いで北米、ヨーロッパとなり、いずれの地域でも前年よりプラス成長となった。
※世界の市場規模、国内モバイルゲーム課金売上は、インターアローズから提供されたPRIORI DATAのデータをもとに算出した推計値。また、世界の市場規模は、57ヶ国のアプリストアデータをもとに集計。市場規模の数値は、億円以下を四捨五入した値。
『ファミ通モバイルゲーム白書2018』は12月12日発刊予定で、アジア、北米、ヨーロッパなど主要国のモバイルゲーム市場規模や国内アプリ売上ランキングといった基礎データを掲載。また、モバイルゲームユーザーの男女比や年齢分布、プレイ頻度・時間、課金経験率、消費行動など、ユーザー分析の結果も収録する。
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