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博報堂DYMP、博報堂DYデジタル、シナラが共同で製品開発 オフライン行動データを活用して広告を配信

2017/12/12 15:30

 博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂DYデジタル、シナラシステムズジャパンの3社は共同で、お互いが保有する生活者のオフライン行動データを活用した高精度な広告配信及び来店者分析・来店効果計測ソリューション「ACTAG(アクタグ)」の提供を開始した。

 「ACTAG」は、ユーザーセグメントを用いた広告配信及び来店者分析・来店効果計測ソリューション。ユーザーセグメントとは、シナラのパートナー事業者である大手通信キャリアが保有する来訪履歴データなどの、匿名化処理を十分に施したオフライン行動データと、博報堂DYグループが保有する生活者行動インサイトや生活者DMPを活用した意識・行動データ、イベントデータ、消費特性データの分析結果などのセグメンテーションの知見を掛け合わせて分類した独自のユーザーのグループだ。

 ユーザーセグメントには、「アーリーアダプター」や「上昇志向」「リア充」などパーソナリティや嗜好性をもったユーザーグループを指す行動特性セグメント、「モーターショー」や「スポーツ観戦」「音楽フェス」などの特定の興味を持つ人が集まるイベントへ参加したユーザーグループを指すイベントセグメント、「生鮮食品」や「旅行」「自動車」などの多様な支出項目において特定の消費傾向を持つユーザーグループを指す消費特性セグメントの3つがある。

 従来のデジタルマーケティングでは、デジタル広告配信はWeb上の閲覧履歴に基づいたターゲティングに留まっていることが多く、オフラインでの実際の行動や消費行動といった強い関心を捉えることが難しいという課題があった。

 また、特に有店舗業態の広告主がWeb上で広告配信を行う場合、現状の来店者の行動を店舗外の行動を含めて詳細に分析することと、広告を配信した人が実際に来店したかの効果検証を行うことが難しいという2つの課題が存在した。

 「ACTAG」はこれらの課題を、独自のユーザーセグメントを用いての高精度な広告配信及び来店者分析・来店効果計測により解決する。

 高精度の広告配信による効果を図るために複数の広告主で実施した実証実験では、デモグラフィック属性によるターゲティングとユーザーセグメントを比較して、結果的にブランド好意度上昇で2.1倍から2.9倍、購入意向率上昇で1.9倍から2.1倍、来店率で1.8倍から8.5倍、購入率上昇で1.7倍から1.9倍を記録するなど、高い広告効果を得ることができた。

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