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電通テック、写真撮影でシリアルナンバーの一括入力を可能にするツール開発 キャンペーン応募の促進狙う

 電通テックは、消費者キャンペーンのデジタライゼーションを推進するサービス「Cam-D(キャンディ)」の新規ソリューションツールとして、「D-Shot(ディーショット)」の開発、提供を開始した。

 今回の新規ツールでは、これまで応募者に手間を強いていたキャンペーン応募に必要なシリアルナンバーの入力を、スマートフォンまたはタブレットによる写真撮影だけでの一括自動入力を可能にする。

 現在、購買を応募条件とする「マストバイキャンペーン」に応募される顧客データを蓄積・分析し、キャンペーンの実効性を高めるためのデジタル応募の推進が求められている。

 その一方、キャンペーンサイト上で十数桁のシリアルナンバーを1口分ずつ手入力しなければならないことが、応募のハードルを高めていた。この課題の解消を目的に生まれたのが「D-Shot」だ。

 同ツールが開発されたことで、応募者はシリアルナンバーを手入力して応募する必要がなくなり、スマートフォンまたはタブレットによるシリアルナンバー撮影をするだけで自動入力できるようになった。

 特に数十口といった多数のナンバー入力が必要とされるマイレージ型の消費者キャンペーンにおいて、応募の煩わしさを劇的に軽減することができるため、広告主の顧客の応募を促進させることに貢献する。

 また、「D-Shot」はブラウザベースでサービス提供可能な仕様となっているため、キャンペーンサイトに組み込むこともできる。これにより広告主は、専用のアプリを用意する必要がなく、より安価かつ簡単な導入を実現する。応募者も、アプリをダウンロードすることなく気楽に同サービスを利用することが可能だ。

 また、同サービスによって優良顧客データの取得、その行動ログの蓄積・分析が行える。その結果、キャンペーン単位でのPDCAによる投資効率の最大化を図ることが可能となる。さらに同社は、広告主のプライベートDMPと連携することにより、中長期的なLTVの向上に寄与することを目指す。

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2018/01/18 08:00 https://markezine.jp/article/detail/27773

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