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デジタル広告のキソ 「レポート作成の効率化」と「広告効果の可視化」

2018/02/16 08:00

 企業でマーケティングや販促を担当している方を対象に、デジタル広告とうまくつき合うために必要な基本スキル8つに分けて、連載形式で解説します。第8回は、「レポート作成の効率化・BIでの可視化」「コンバージョンパス・生活者行動の把握」「広告の直接効果・間接効果」「アトリビューション分析と貢献度の可視化」についてです。

レポート作成は工数削減とデータ共有を意識しBIで可視化する

 前回記事では、広告データの把握と要因分析について解説しました。その際にマクロな視点で広告全体の最適化分析を進める場合、レポート作成に時間をとられてしまいがちです。

 複数の広告媒体で展開されている広告のキャンペーンやクリエイティブデータなど各広告の管理画面にログインし、CSVデータを取得。取得後はデータをExcelでグラフ化しスクリーンショットをPowerPointに貼り付け……。

 顧客接点に複雑化が当たり前となった今、広告手法やフォーマットが増加しているのは周知の事実です。広告指標や広告効果の検証も、ExcelやPowerPointのファイル管理とアウトプットだけでは限界があります。

 限られたリソース中で、作業工数の削減を進めるためにはBIツール活用し効率化を図る意識を持つことが大切です。

 マーケターが本来費やすべきことは、データ集計作業ではなくマーケティングの目標値(KPI)に対して、解決すべき施策の戦略や戦術を考えましょう。定例ミーティングにおいても、実施中のキャンペーンや施策の結果がどうだったか、問題と要因を特定し次のアクションにつなげることが大切です。

 関係者間で同じ認識を持つためには、レポート作成以外にコミュニケーションの共通言語化を図る観点からBIツールを活用することでメリットが生まれます。一方BIツールを活用するというと、高度な分析しなければならないと考えがちですが、それは間違いです。手段を目的化してはいけません。

 BIツールを活用する際に、まずやるべきことはデータ分析の目的を明らかにし、現状(Asis)の結果からあるべき姿や目標(ToBe)がどうなのかギャップ(問題)を把握することです。

 そして、根本的な原因を解決するためのイシュー(課題)を可視化し、必要な検証や施策改善に必要な判断をクイック(迅速)に行い、時間短縮を図り施策の精度を上げることを常に意識します。

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