小田急エージェンシーと電算システムは、新宿駅西口のコンコースで電算システムのクラウド型デジタルサイネージ「StratosMedia(ストラタスメディア)」を利用し、実証実験を開始した。
今回の実験では、新宿駅西口の柱の一面に新たに実験用ディスプレイを設置。新宿の位置情報や天候を基に、広告表示内容を切り替えることによる広告効果測定と、今まで実現できなかったYouTube(TM)の再生機能を検証する。
小田急エージェンシーは、同実験を踏まえ、時間帯による切り替えだけではないデータドリブン型広告の採用を目指す。また様々な情報を基にコンテンツ内容を変化させ、その変化を駅利用者が楽しめるような広告、および広告主がその時・場所で発信したい広告とは何かを検証し、将来的には、年齢や性別などのプロファイルに基づくオーディエンスターゲティングの配信実験を見据えている。
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