電通は、W TOKYOが実施する第三者割当増資を引き受け、資本業務提携することで合意した。
W TOKYOは、「東京ガールズコレクション」(以下、TGC)を10年以上にわたって企画・制作し、若年層女性が最も旬なファッション・音楽・エンターテインメントを「体感」「共有」できるイベントへと成長させてきた。
同社はTGCのイベント開催を軸に、地域の魅力や産業をコンテンツ化し、全国に向けて発信する「TGC地方創生プロジェクト」や、2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs:Sustainable Development Goals)を推進する「SDGs推進プロジェクト」などを行っている。
電通とW TOKYOは、今回の資本業務提携を通じて、SNSなどから得られる若年層女性のデータを最大限に活用し、ライブエンターテインメント領域における事業開発に取り組む。
また、同データを統合的に管理するシステムを共同で構築することで、若年層女性に特化した企業向けのソリューションを開発していく。
さらに、国内における地方創生およびSDGs(持続可能な開発目標)のさらなる推進のため、電通グループのマーケティング領域における知見およびネットワーク力と、W TOKYOがTGC展開で培ったノウハウやブランド力を融合し、新しいコンテンツ開発を行っていく。
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