LINEモバイルとソフトバンクは、MVNO事業「LINEモバイル」のさらなる成長を目的とした資本・業務提携を締結した。同提携は、LINEモバイルが実施する第三者割当増資をソフトバンクが引き受ける資本提携および、MVNO事業推進のための業務提携から成る。増資完了後の出資比率はソフトバンクが51%、LINEが49%で、代表取締役社長は引き続き嘉戸氏が務める。
今回の提携の目的は、「LINEモバイル」のサービス成長および事業拡大スピードをこれまで以上に加速させることにある。今後は、「LINE」本体とのさらなる連携強化を推進し、総合通信事業者であるソフトバンクが持つ知見やノウハウを「LINEモバイル」のサービス展開に生かすことで、通信顧客基盤拡大のためのマーケティングや市場・顧客分析、ロジスティクス基盤の構築、端末のラインナップ充実などを行っていく。
なお「LINEモバイル」は、今夏をめどにソフトバンクの回線を利用したサービスの提供を開始する予定だ。
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