LINE Financialと、損害保険ジャパン日本興亜は、損害保険領域における業務提携を締結した。
損害保険ジャパン日本興亜は近年、シリコンバレーと東京、イスラエルの3拠点に「SOMPO Digital Lab」を設置。スマートフォンを活用した「テレマティクス保険」の開発や、コールセンターでAIや音声認識技術を活用するなど、デジタル技術を活用したサービスを展開している。
一方LINE Financialは、「LINE」上で仮想通貨交換や取引所、ローン、保険といった、様々な金融関連のサービスを提供する準備を進めるなど、金融事業の領域をさらに強化。人とお金・サービスの距離を縮め、ユーザーにとって便利かつ安全な金融サービスの構築・提供を目指している。
今回の業務提携により、両社は、コミュニケーションとInsurTech(Insurance + Technology)を融合した新たな保険サービスとして、スマートフォンで購入・相談・請求ができるスマホ特化型保険サービスの構築・提供を目指す。損保ジャパン日本興亜は、損害保険会社としてのノウハウやデジタル技術に関する知見を、LINE Financialは「LINE」の豊富なユーザーベースと若年層へのリーチの強み、ユーザビリティの高いデザイン設計を活かしていく。
また、将来的には「LINE」ならではの新しい保険サービスを提供するなど、保険業界のゲームチェンジを両社で進めていく狙いだ。なお、サービスは2018年内の提供を予定している。
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