博報堂とバイドゥは、戦略的パートナーシップを締結した。中国市場をターゲットとする企業・団体に向けて、博報堂が持つ生活者データと中国百度の検索データを活用した、新しいプラニングソリューションを提供する。
両社は、2018年2月、中国データ・ドリブン・マーケティング・サポートチーム「Hakuhodo×Baidu Japan プラニングスタジオ」を結成し、共同ソリューションの開発に着手した。この第一弾として、中国生活者を全方位的に捉えることができる「360度中国生活者データ」を構築。ここでは博報堂が保有する独自のデータ処理技術による統計的手法で、百度検索データや博報堂の中国生活者データ(GlobalHABIT)、オンライン行動データ、オフライン調査データ、テレビ視聴データなどを疑似シングルソース化する。
両社は、データマーケティングおよび最適なメディアプランの策定、広告配信までを一元化したサービスの実現を目指す。
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