凸版印刷とベルシステム24ホールディングスは、顧客の声を統合解析することで最適な顧客体験の設計・提供を可能にする、デジタルカスタマーサービスの共同開発に着手。2018年10月より提供を開始する計画である。
同サービスは、口コミ、コールセンター、チャット接客、店頭購入など、顧客との対話や行動をデータ化し、統合・解析することで、最適な顧客体験を設計・提供することを可能にするものだ。
両社が持つソリューションを組み合わせ、顧客のWeb行動や購買行動、デジタル・リアルでの対話情報を解析データへ変換。さらにAIによる解析と専門家のデータ分析を通して、顧客を理解することで、個々のニーズに合った顧客体験の設計・提供を実現する。
両社は、メーカーや流通などを中心に幅広い業界に向け同サービスを提供し、2020年に関連受注を含め約20億円の売り上げを目指す。なお両社は、共同開発に向け、両社の専門部門による横断的なプロジェクトチームを2018年6月より新たに編成する。
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