5月25日、東京千代田区の帝国ホテルで広告電通賞審議会の最終選考委員総会が開かれ、第71回「広告電通賞」の入賞作品が決まった。総合広告電通賞にはNTTドコモが選ばれた。NTTドコモは、初の受賞となる。
今回から従来の「ラジオ広告」を「オーディオ広告」に、「テレビ広告」を「フィルム広告」に名称変更し、応募範囲も拡大された。選考の対象となった広告作品は、2017年4月1日から2018年3月31日まで(「アクティベーション・プランニング」は2017年3月1日から)に実施されたもので、選考委員会にかけられた作品点数は1,448点、最終選考に残った作品は434点だった。本年5月18~25日に東京で開かれた最終選考会において、予選通過作品の中から入賞作品が選出された後、5月25日の最終選考委員総会に諮られ、入賞全61点が決定した。
総合広告電通賞に決定したNTTドコモは、「フィルム」で広告電通賞、「OOHメディア」で広告電通賞と最優秀賞を獲得するなど、広告活動全般にわたる優れた成果が評価された。
なお、「新聞広告電通賞」は北國新聞社、「雑誌広告電通賞」は味の素、「オーディオ広告電通賞」は大日本除虫菊、「デジタルメディア広告電通賞」はヤフー、「アクティベーション・プランニング電通賞」は別府市、「イノベーティブ・アプローチ電通賞」はバスキュールがそれぞれ獲得した。また、広く世間の注目を集め話題となった広告作品・ソリューションを制作した広告主に贈る「広告電通賞特別賞」には、別府市が選ばれた。
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