山形銀行は、「Tealium Universal Data Hub(以下、Tealium UDH)」の導入を開始した。これにより、Webサイトやコンタクトセンターで接した顧客のデータをリアルタイムで取得し、一人ひとりに合った最適なユーザーコミュニケーションを活用できる。
同サービスは、様々なタッチポイントやベンダーごとにサイロ化された顧客データを一つにまとまった顧客データとして、一元的に統合・管理できるリアルタイム顧客データ統合ソリューションだ。
キャンペーン広告やリマーケティング広告などから流れ込むデータを、自動的に取得。即座にWebサイトなどのタッチポイントと連携し、エンドユーザーの嗜好に合わせたメッセージや通知の出し分けを最適なタイミングで行う。また、無駄なリターゲティング広告の停止など、エンドユーザーにとってストレスのない最適な施策をタイミング良く提供することで、予算最適化や費用対効果の向上を実現する。
同銀行の営業企画部 IT・チャネル戦略室調査役の高橋誠氏は、「地域に根付いた銀行として、デジタルトランスフォーメーションを進める一貫で、Tealium UDHによるきめ細かなデータ管理と、DNPのデジタルマーケティング運用における連携効果の高さを評価して、今回の導入を決定しました。これにより、お客様の満足度向上を実現するリアルタイムマーケティングを目指します」と述べた。
Tealium UDHは、金融業をはじめ、小売業から製造業、メディア・出版業、旅行業まで、世界中の幅広い業界の750社以上に導入をされている。
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