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ネットで話題になるとどうなる?担当者が語るビフォーアフター

Twitterがきっかけで没ネタが商品化!話題性と売上が直結した『雑学罫線ノート』、大反響の裏側とは

リアルとネットを融合した施策でさらに話題化、売上に直結

――『円周率ノート』に続き、『雑学罫線ノート』もネット上で話題になりました。

高橋:弊社からはプレスリリース、SNS拡散、自社のスマートフォンアプリである「ロフトアプリ」での記事配信などを行いました。また、発売同時期にロフト初の文房具のフェスティバル企画である「文フェス」を全店で大々的に開催しており、各文具メーカー様とコラボレーションしたロフト限定品を全48種類展開いたしました。『雑学罫線ノート』は、その「文フェス」企画の中のオリジナル商品の一つでしたが、珍しいコンセプトの商品で話題性もあったことから、「文フェス」のイベントと絡めて単品で各メディア媒体に多く取り上げていただきました。そうしたこともあって話題に繋がったのだと思います。

一般のTwitterユーザーによるツイートがバズったりも

――ネットで話題になるよう御社のほうから仕掛けたことは何かありますか?

高橋:Twitterにて「雑学罫線ノートの間違いを探せ」キャンペーンを実施いたしました。キャンペーンの告知には、ツイッターのほか、自社アプリの「ロフトアプリ」での記事配信、ロフトホームページ、ロフトフェイスブック、店頭POPでも実施しました。また、キングジムさんの公式ツイッターでも絡んでいただきました。

――『雑学罫線ノート』が話題になる前と後でどういった変化がありましたか

高橋:大変なご好評をいただき、発売から2018年5月末までの累計売上数は2万5,000冊を突破するなど、売上に直結しました。また、間接的な影響ですが、「文フェス」開催期間中に非常に多くのお客様にご来店いただけました

――御社もTwitterなどで一般消費者と積極的にコミュニケーションをとられていますが、『雑学罫線ノート』に対して具体的にどんな声がよせられていますか?

高橋:「自分が学生時代に勉強するときに雑学罫線ノートがあったら。もっと早くほしかった」、「慣用句やことわざが欲しい」などのお声をいただいております。

――『雑学罫線ノート』はどういった層にウケているのでしょうか?

高橋:おかげさまで、こちらが当初想定していた学生層だけでなく、男女問わず幅広い年齢層の方々にお使いいただいています。店頭でも多種多様な方々が実際に手に取られて「面白い!」、「なにこれ!」と関心を寄せていただいている様子も数多く拝見いたしました。

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様々な情報チャネルの連動は大前提、その上で顧客が楽しめる企画を

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6PAC(シックスパック)

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2018/06/21 08:00 https://markezine.jp/article/detail/28604

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