ギャプライズは6月26日、イスラエルのAspectivaと業務提携を行い、日本での提供を開始した。
Aspectivaは、AI技術による自然言語処理(NLP)を活用したソリューションを提供する企業で、Web上に存在する消費者の口コミやプロによるレビューを分析し、オンライン小売業者やOTA(オンライン旅行会社)にとって価値あるインサイトを発見する。
収集された口コミは、アスペクト(評価軸)とセンチメントに自動的に分類され、大量のUGCデータを効率的に分析することが可能だ。
同サービスの利用により、導入企業は、検索から購入、サービス利用までのユーザー行動全体を通したコンバージョン率の向上、エンゲージメントの改善が見込める。また、ブランドの場合、大規模なUGCデータを取り込むことでBIを強化し、製品開発やサポートに活かすことができる。
現在日本国内ではソニーネットワークコミュニケーションズが同サービスを導入しており、同社製品のレビュー分析や製品開発に活用している。
今後は、自動車業界やOTA(オンライン旅行会社)への導入が期待されている。
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