ユミルリンクは、同社が提供するメール配信システム「Cuenote FC」において、様々なデータ分析機能を追加した最新版の提供を開始した。
最新版の「Cuenote FC」では、様々なデータをGraphical User Interfac上で集計・分析することで、顧客のターゲットに応じたメールマーケティングが実現する。具体的には、今回追加されたRFM分析により、最新購買日、購買頻度、購買金額の3つの要素を使い優良顧客や見込み顧客、休眠顧客などに分類することが可能に。RFM分析に必要な購買データは、自動または手動で「Cuenote FC」に蓄積させることができる。
また、メールの行動分析では、複数のキャンペーンを横断して、メールの行動データ(開封、クリック、コンバージョン)、顧客データ(性別、居住地などの属性情報)や購買データを組み合わせ、分析からターゲットの抽出までをGraphical User Interface上で行うことができる。これにより、特定のターゲットに対して、シナリオ形式のメールを送り、メールマーケティング施策の効果を高めたり、アップセル施策を実行したりするなど、様々なメールマーケティング施策が実現する。
さらに分析ツールは100万件規模のデータを数秒以内に集計するため、リアルタイムなデータ分析が可能となる。たとえば、以下のような施策に活用することができる。
・RFM分析で、見込み顧客に対して、優良顧客へ引き上げるメール施策の実行
・商品カテゴリごとに購入金額や購入回数を集計、分析
・最近、購入がない休眠顧客をアクティブにするメール施策の実行
・過去のキャンペーンでメールを開封していない顧客に対する販売促進
・特定の商品を購入した顧客に対するアップセル、クロスセル施策
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