アウトブレインジャパンは6月29日、インテグラル・アド・サイエンス(以下、IAS)とパートナーシップ提携を結び、同社の広告主向けにIASのブランドセーフティ・ソリューションの提供を開始した。
IASは、デジタル広告におけるエコシステム全体の多様なリーチを利用して、毎日5,000億以上のメディア品質に関わるポイントを測定・収集・分析しており、包括的で正確なデータセグメントを提供。
これによりアウトブレインは、同社が展開する広告主向けのコンテンツ掲載枠にブランドセーフティなデータを活用することが可能になった。広告主は、自社のデジタルキャンペーンが適切な媒体に掲載されているかを把握し、透明性を担保できるほか、ブランドセーフティでないカテゴリーはキャンペーンダッシュボードから除外する機能も備えている。
キャンペーン内と出稿メディア両方のスコアリングを使用することで、同ソリューションは広告主とパブリッシャー双方にとってブランドセーフティな環境を提供する。
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