米セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース)は7月16日、Datorama(デートラマ)を買収することについて、同社と最終合意に至った。
Datoramaは、人工知能を備えるクラウド型分析プラットフォームを提供する企業。広告キャンペーンやチャネルなどを横断したマーケティングデータの分析を可能にするため、マーケターは、リアルタイムに価値あるインサイトを発見し、マーケティング施策の最適化を図ることができる。
同プラットフォームは、ペプシ、トリバゴ、ユニリーバ、ネスレ日本、電通、博報堂など3,000社以上の企業が導入している。
今回の買収により、セールスフォースは同社のMarketing Cloudをさらに強化。自社の保有するデータのみならず、マーケティングや消費者のエンゲージメント・エコシステムで使われている無数のテクノロジーからビッグデータを抽出できるようになった。
【関連記事】
・Datorama、フリークアウトのDSP「Red」と連携 広告配信データを自動取り込み
・Datoramaがエム・データの「TVメタデータ」連携 TV・デジタル広告と売上等を一元的に可視化
・セールスフォース、Google アナリティクス 360との連携ソリューションを国内で提供開始
・「AdFlow」とセールスフォースが連携 業務効率化とCX改善に貢献
・セールスフォース・ドットコム、福岡に新オフィスを開設