SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

YouTubeプレロール広告で“連続ドラマ型コンテンツ”を配信!全34話で通信サービスを訴求

スキップされがちなプレロール広告を魅力的なコンテンツに昇華させた、ロシアの通信会社の事例をご紹介します。海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日に更新です。

キャンペーン概要

 時期:2018年
 国名:ロシア
 企業/ブランド:ROSTELECOM
 業種:情報通信

「プレロールドラマ」という新境地

 ロシアの通信会社・ROSTELECOMが、連続ドラマ形式の動画広告を制作するとともに、YouTubeのプレロール広告でそれらコンテンツを配信するという斬新な取組みを実施しました。

 連続ドラマ(動画広告)の名称はその名も“The Buzz”。一話完結型のドラマです。

 ストーリーは、たとえば家庭に不審な電話がかかってきて「(電話の主が言っている)“ダーリン”って誰のことよ?」と妻が夫に問い詰める…など、“通信にまつわる家庭の日常を描く”というもので、全34話ものストーリーが用意されています。

 各ストーリーのラスト10秒には「スカイプ通話が60分無料」などといった、自社通信サービスの特徴を盛り込んでいます。たとえば下記のように、家族の後ろから突如ビジネスマンが登場してPRするといった具合。つまり、全部で34話分、34ものサービスの魅力を紹介していくというわけです。

 “どのストーリーがプレロール広告として再生されるか”は、時間帯、ユーザーのCookieや視聴しているデバイスによって最適なものがセレクトされるようになっているといいます。

 さらに本キャンペーンでは、ドラマ(広告)の“公式サイト”を作り、登場人物である家族のメンバーが、それぞれどんな通信サービスを利用しているかという点が解説されています。

 このドラマ型の広告は大きな話題となり、累計で102,297,114インプレッション、32,513,225ビュー、さらにWebサイトに651,346ものアクセスがあり、CTRは当初の予測より147%以上の数値を残したとのこと。

 スキップされがちなYouTubeプレロール広告を、エンタメコンテンツへと仕立てた巧みな取組みでした。

動画はこちら

 記事転載元:AdGang

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/08/01 08:00 https://markezine.jp/article/detail/28932

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング