MarkeZine(マーケジン)

記事種別

MarkeZine Day2日目、リクルート塩見直輔氏、菅原健一氏&ワンメディア明石ガクト氏が登壇

2018/09/21 12:45

 MarkeZine Day 2018 Autumn(9月20日-21日、御茶ノ水ソラシティ・カンファレンスセンター)2日目が始まった。リクルート/リクルートテクノロジーズの塩見直輔氏と、ムーンショット 菅原健一氏・ワンメディア 明石ガクト氏がオープニングセッションに登壇した。

 御茶ノ水ソラシティ・カンファレンスセンターにて開催されているMarkeZine Day 2018 Autumnの2日目が開始した。

 2日目のトップバッターは、リクルート/リクルートテクノロジーズの塩見直輔氏による「リクルート流最強マーケター集団の作り方」と、ムーンショット 菅原健一氏・ワンメディア 明石ガクト氏による「広告2.0時代、必要なのはユーザーとエンゲージメントできるストーリーテリングの手法」だ。

リクルート流最強マーケター集団の作り方

 2012年に「営業のリクルート」からITカンパニーへの変革をめざして分社化という選択肢をとったリクルート。HD体制となり、事業領域ごとの子会社間でIT化に向けた競争が活発化し、独自進化が実現した一方で、お互いをライバルとして見るようになり、情報共有が滞る副作用も生じてきたと語る塩見氏。

撮影:高山透
リクルート/リクルートテクノロジーズ 塩見直輔氏(撮影:高山透)

 そこで、情報やノウハウに対して貪欲なマーケターが活躍できる環境を作るため、親会社内に「ネットマーケティング推進室」を設立した。機能軸組織と事業領域軸組織のいいところどりをしたハイブリット型組織とするために、もともと子会社に所属していたマーケターを「主務」としてネットマーケティング推進室に出向させ、もともといた子会社にも「兼務」させるという工夫を講じたという。

 改革にあたっては、異なる事業領域のマーケター同士の融和、レポートライン複雑化の防止、専門性掘り下げとビジネス貢献のバランス確保という課題が立ちはだかったが、組織構造や人事評価といった仕組み作りに加え、とあるメッセージを強調することで解決してきたと塩見氏は解説。

 最強のマーケティング組織構築にむけた普遍的な思想や詳細なノウハウが語られた当日の模様は、後日レポート記事になる予定なのでご期待いただきたい。

広告2.0時代、必要なのはユーザーとエンゲージメントできるストーリーテリングの手法

 セッション冒頭でムーンショットの菅原健一氏は、これまでの大衆に向けて1クリエイティブで絨毯爆撃的に一方的にメッセージを届ける「広告1.0」的手法では、現代の生活者の心を動かすことは難しいのでは? と問いを投げかけた。必要になってきているのは、広告主がメディアと一体となり、一人ひとりのユーザーと向き合った「広告2.0」だ。

 続いて、広告2.0を動画とストーリーテリングによって発信し続けているワンメディアの明石ガクト氏が登場。

撮影:関口達朗
左から、ワンメディア 明石ガクト氏、ムーンショット 菅原健一氏

 長髪を風になびかせたインパクトあるプロフィール写真をSNSなどで見たことのある方も多いのではないだろうか。実はこの写真、ダイソンのドライヤーで吹いて撮ったものとのことだ。「ダイソンのドライヤーは羽根がないので、すごくきれいに髪がなびく」と、明石氏。

 こういったエピソードを伝えることが、まさにメディアの役割で、そうすることで機能を一方的に謳うことなくブランド認知を高めていくことができる。広告2.0は、「Ads by」から「Sponsored by」でストーリーテリングしていくことになる。広告は生活者にとっていわば「プレゼント」であるべきなのだという。こちらのセッションの詳細レポートも後日公開予定。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク

All contents copyright © 2006-2018 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5