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LINE、「LINE Token Economy」の計画を発表 5カテゴリのプラットフォーム提供へ

2018/09/28 12:30

 LINEは、「LINE Token Economy」構想における具体的な仕様や技術に関する記者発表会を開催。「未来予想」「Q&A」「商品レビュー」「グルメレビュー」「スポットSNS」の領域で、5つの新たな「dApp(※)」サービスの計画を発表した。

 「LINE Token Economy」では、同社が独自に開発したブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」を基盤として構築される「LINKエコシステム」により、サービス提供者とユーザーがともに成長できるフラットな共創関係を目指している。

 ユーザーは、「dApp」サービスおよび「LINKエコシステム」に今後参加する既存のLINEサービスに登録・利用すると、そこでのアクション内容やサービスへの貢献レベルに応じ、インセンティブとして独自の汎用コイン「LINK Point(日本向け)」や「LINK(海外向け)」を獲得することができる。

 「LINK Point」は、「LINKエコシステム」に参加する他の「dApp」サービスで使用できるほか、LINEポイントにも交換可能。1ポイント=1円として、「LINE Pay」での決済やLINEサービスでの購入・決済時に利用することができる。

 今回発表された「dApp」サービスは、「未来予想」「知識共有」「商品レビュー」「グルメレビュー」「スポットレビュー」の5つのカテゴリにおけるもの。その内、未来予想サービスの「4CAST」と知識共有プラットフォーム「Wizball」は、β版が9月から先行公開されている。5つのサービスの概要は、以下の通りだ。

(1)知識共有プラットフォーム「Wizball」
知識共有のためのQ&Aプラットフォーム。独自のブロックチェーンを基盤とし、サービスの価値向上に貢献したコミュニティメンバーと価値を分かち合うことでインセンティブが付与される。ユーザー同士がより良い情報共有環境を創り上げていくことを目指す。

(2)未来予想プラットフォーム「4CAST」
コミュニティ内で未来に起きることを予想して楽しむプラットフォーム。参加ユーザー一人ひとりの知識や知恵を基にみんなで予想し合うことで、より精度の高い未来予想ができるようになる。サービス内でのアクションを通して、サービスの価値向上に貢献したユーザーは、LINK Pointをインセンティブとして得ることができる。

(3)商品レビュープラットフォーム「Pasha」(2018年ローンチ予定)
身の回りにある様々な商品の写真を撮ることでレビュー・検索できるプラットフォーム。調べたい商品の写真を撮るだけで「Pasha」のデータベースから商品情報を検索することができる。データはユーザーが投稿した情報で構成されており、投稿・レビューなどのアクションをしたユーザーには、インセンティブが付与される仕組みとなっている。

(4)グルメレビュープラットフォーム「TAPAS」(2018年ローンチ予定)
日本全国にある飲食店の情報を共有することができるグルメレビュープラットフォーム。ユーザーは、実際にお店に訪れた際のレシートをカメラで読み込むことで「評価」「コメント」「写真」などを投稿できる。投稿・レビューなどのアクションをしたユーザーには、インセンティブが付与される。また、店舗情報や食べたメニューは、レシート読取り時に自動的に反映される。

(5)ロケーションSNSプラットフォーム「STEP(仮)」(2018年ローンチ予定)
レジャーや旅行などで訪れた場所の思い出を共有するSNSプラットフォーム。アップした写真に位置情報とタグを入力することで、旅行の思い出をBOOKとしてまとめることが可能。そのBOOKを公開し、旅行情報として他のユーザーと共有することもでき、閲覧されればされるほどBOOKの評価が上がりインセンティブを受け取ることができる。

 なお、同社は現在開発者用キットの公開準備を進めており、2019年中に同社以外が提供するサービスも参加可能となる予定だ。

(※)「dApp」:Decentralized Applicationsの略。ブロックチェーン技術を用いた非中央集権的、オープンソースなアプリケーションのことをいう。

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