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MarkeZine Day 2018 Autumn(AD)

自社での実践と成果を基に解説する、MAツール活用の3ステップ

 9月20・21日に開催された「MarkeZine Day 2018 Autumn」。初日のセッションでは、「【45分で復習しよう】2018年度マーケティングオートメーション実践編ひとまとめ」と題し、ポップインサイトの池田朋弘氏がマーケティングオートメーションツールを活用する上で欠かせない3ステップについて解説した。

マーケティングオートメーション導入による成果

 池田氏は、ユーザー視点を間近にすることでコミュニケーションバグをなくし、価値が正しく伝わる社会を実現しようと考え、ポップインサイトを2013年に立ち上げた。企業では、ITシステムのバグをなくすことにはお金をかけるが、コミュニケーションバグをなくすことにはあまり手間もコストもかけていない。その状況に対し池田氏は、ユーザーテストを行うことでコミュニケーションバグをなくせると考えたのだ。その結果生まれたのがポップインサイトで提供しているユーザーテストのソリューションだ。

株式会社ポップインサイト 代表取締役社長 池田 朋弘氏
株式会社ポップインサイト 代表取締役社長 池田 朋弘氏

 ポップインサイトでは、自社サービスをより広く利用してもらうためにマーケティング活動に注力している。2016年9月にメールツールを導入、さらに2017年6月にはマーケティングオートメーション(以下、MA)ツールの「SATORI」を導入した。その結果、ユーザーテストの実施件数は右肩上がりで増えている。この成果を受け、SATORIを提供しているSATORI株式会社とアライアンスを組み、ユーザーテストのサービスとSATORIを組み合わせたサービスも提供している。

ユーザーテストの実施件数は右肩上がりで増加
ユーザーテストの実施件数は右肩上がりで増加

MAツールが有効なケース

 MAが注目をされるようになった背景には情報の爆発的な増加がある。情報の増加にともない、ユーザーが一つひとつの情報に接する時間がかなり短くなっている。そのため、メッセージを的確に届けるためには、一人ひとりに合わせたコミュニケーションを実現する必要がある。その煩雑で膨大な作業を自動化する、その手段がMAツールなのだ。MAツールを使用するかどうかは「どのくらいのシナリオがあるかで変わります。週に1回一斉にメール配信する程度であれば、メール配信ツールでも十分でしょう」と池田氏は語る。

 マーケティング活動で得られた顧客リストから、商品やサービスに少し興味を持っている人を集める「リード・ゼネレーション」を行う。そこからより購買意欲を高めてもらうための「リード・ナーチャリング」を行う。その結果に対しスコアリングをする「リード・クオリフィケーション」を実施する。この一連の中で、最初に得られる顧客リストの数がかなり多い場合は、MAツールが有効だ。

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MAツール活用の3ステップ

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

ブレインハーツ取締役。AI、エキスパートシステムが流行っていたころに開発エンジニアに、その後雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダの製品マーケティング、広告、広報などを経験。現在は、オープンシステム開発を主なターゲットにしたソフトハウスの経営とライターの二足の草鞋を履いている。DB Online チーフキュレーター。...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/10/15 11:00 https://markezine.jp/article/detail/29373

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