アサツー ディ・ケイ(以下、ADK)は、現地法人(子会社)として、中国越境EC店舗運営とデジタル広告事業を専門とする「上旭(上海)网络科技有限公司(ADK Digital Technology)」を中国に設立した。
新会社は、ADKがかねてより主要事業として注力していたADK中国のデジタル広告部門を独立させ、新しくEC運営機能を追加して設立されたもの。新会社設立により、同社はこれまで広告代理店の事業領域外であった、EC店舗運営、モール内販促、物流、カスタマーサービスといったEC事業関連領域にも注力していく。
同社は新会社設立にあわせ、元アリババの運営経験者を採用。既存のデジタル広告運用、SNS運用担当と協同することで、ECモール内外の中国マーケティングをシームレスにワンストップで対応できる体制を整えた。
またADK本社と連携することで、訪日中国人が日本で商品を購入した後、中国に帰国して越境ECでリピーターになるという「インバウンド×越境EC」のエコシステム構想を提案、実施できるようになった。
【新会社概要】
会社名:上旭(上海)网络科技有限公司
董事長:西塚智生
董事総経理:池 満博
事業内容:中国におけるEC運営サポート、デジタルを中心とした広告事業
資本金:6,500万円(将来的に増資予定有り)
設立:2018年9月7日
所在地:中国 上海市
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