NTTデータは、Twitterデータを利用したシステムインテグレーション(SI)事業の市場拡大を加速させるため、パートナーの1社として日本電気(以下、NEC)とパートナーシップ契約を締結した。
近年、Twitterをはじめとするソーシャルメディア分析・活用の需要は拡大を続けている。NTTデータは、2012年からTwitterオフィシャルパートナーとして官公庁、金融機関、メーカー、流通業をはじめとした様々な業界に対して、延べ150社以上の顧客に全量データをベースにサービスを提供してきた。その中で、国内におけるTwitterデータ活用の市場を広げるため、「SIerパートナーシップ制度」を開始。同制度は、パートナー企業から、顧客の要件や案件の特性に合わせてTwitterデータを組み込んだサービスを構築し、提供できる仕組みだ。
同社は、市場のさらなる拡大を目指し、今回パートナーの1社としてNECとの契約を締結した。NECは、これまで実世界の情報をデジタル化してデータとして活用することで新たな価値を生み出し、顧客のビジネスに貢献してきた。
本パートナーシップにより、最先端AI技術群「NEC the WISE」など、NECの持つ豊富なICT技術とTwitterデータを組み合わせ、様々な業種・業態の顧客へサービス・ソリューションとして新たな価値を提供することで、安全・安心で効率・公平な都市「NEC Safer Cities」、人やモノ、プロセスの情報・状態をバリューチェーン全体で共有する「NEC Value Chain Innovation」を実現していく。
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