SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

出版関係者とコミック好きのための2つのツール「artrace」と「続きが読みたい!」

早起きが苦手な人の心をつかんだ「早起き生活」

 夜型から朝型に生活を変えたい人のための生活改善応援サイト「早起き生活」は、自分の目標起床時間を登録、あとは毎日実際に起きた時間をボタンをクリックして記録するだけという手軽さ。しかし、毎日登録した起床時間をグラフ表示してみると、そこには自分のバイオリズムがくっきり見えてくる。また起床時間だけでなく、簡単な日記をつけて公開することで、早起き生活にチャレンジする人たちどうしが互いの生活を知り、コメントすることもできる。

起き上がってパソコンに向かい、Webサイトにアクセスするので、
二度寝防止にも効果的な「早起き生活」トップページ

 自身も早起きが苦手という「早起き生活」の作者・百瀬央氏は、出版社で書籍編集にたずさわってきた人物。忙しい時期には徹夜も辞さない編集者である百瀬氏は、このほかにも本にまつわるユニークなサービスをリリースしている。

アマゾンのランキング推移をチェックする「artrace」

 2006年5月にリリースされた、「artrace(amazon ranking tracer)」は、Amazon ECSからランキング情報を取得して日々の推移をグラフとして出力してくれるトレーサー。1冊ごとのデータページを開くと、グラフのほかに関連商品やブログ検索サービスへのリンクが用意され、関連情報やネットでの評判を知ることができる。また、「artrace」のトップページには「注目の書籍/雑誌」や「注目のDVD」などの一覧も並んでおり、書籍だけでなく、アマゾン取扱商品のランキング情報をチェックすることができる。

出版関係者向け(?)のアマゾンランキング情報ツール「artrace」

 いまやオンライン書店の域を超えた品揃えを誇るアマゾンだが、出版関係者ならアマゾンのランキングは興味のあるところ。自分が関わった本の売れ行きチェックや、企画の参考にと活躍しそうなこの無料ツールはありがたい存在だ。

コミックの発売日が近づいたら知らせてくれる「続きが読みたい!」

 もうひとつ紹介するのは、2008年1月にリリースされた「続きが読みたい! - みんなで作る発売日リマインダー」。サイトでログインして、自分の発売待ちリストに好きなコミックのシリーズを登録しておくと、続刊の発売日が近づいてきたときにメールなどで教えてくれるほか、発売日一覧を表示するブログパーツも提供されている。

不定期に刊行されるコミックの場合、非常に重宝しそうな「続きが読みたい!」

 「続きが読みたい!」では、ユーザー登録して個人用ページを作成し、興味のあるシリーズを登録すると、シリーズ情報や1冊ごとのアイテム情報をユーザー自身が登録・編集することができる。「みんなで作る」というキャッチフレーズはここから来ている。トップページでは、人気のあるシリーズや、最近情報が更新されたシリーズ、刊行情報募集中のシリーズなどを見ることができる。「続きが読みたい!」へのログインは、「早起き生活」のIDを使用する。

 百瀬氏は、このほかにも気になる商品の店頭在庫目撃情報を登録する「在庫探偵」や長いURLをすっきり短くしてくれるURL短縮サービス「ssurl」などをリリース。すべて無料サービスとなっている。生活や趣味に密着したサービスを次々とリリースする百瀬氏は、出版社勤務を経て2007年10月に株式会社エクスペリエンスデザインを設立。ウェブサービス開発から書籍編集、コンサルタントまで幅広い活動を展開している。次から次へと新顔が登場するWebサービスの世界で、独特のセンスとバランス感覚を感じさせる百瀬氏が、これからどんな新サービスを発表するのか楽しみだ。

【関連リンク】
早起き生活
artrace
続きが読みたい!

Webでひらく本をつくる2つのサービス「BCCKS」と「Texpo」
「gooヘルスケア」で「生活習慣病検索」スタート

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/03/25 18:30 https://markezine.jp/article/detail/2969

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング