SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

メルカリ、AIチャットボット「Karakuri」を導入 自動返信機能でユーザーの疑問を即時に解決

 メルカリは11月12日、フリマアプリ「メルカリ」において、カラクリが提供するカスタマーサポート特化型AIチャットボット「Karakuri」を一部導入した。

 これまで「メルカリ」のユーザーは、疑問や質問が発生した場合、同アプリ内の「メルカリガイド」から該当する項目を自らで確認するか、カスタマーサービスに問い合わせフォームを送信する必要があった。

 同アプリの利用者数は現在月間1,000万人(※2018年11月12日時点)を超え、ユーザーからの問い合わせ件数も増加している。こうした背景のもと同社は、AIチャットボットによる自動返信機能を一部導入するに至った。

 同アプリの簡単な操作方法や梱包・配送に関する疑問などについて、AIチャットボットが自動で回答することで、ユーザーを待たせることなく、疑問を即時に解決できるようになった。なお、有人のカスタマーサービスでは、より複雑な問い合わせの解決に引き続き注力していく。

 iOS/Android版「メルカリ」の場合、同アプリのサイドメニューから「ガイド」を選択することで、画面右下にAIチャットボットが表示される。ユーザーは、そこから簡単に質問を送ることができる。同チャットボットは、ガイドやこれまでのユーザーからの問い合わせ内容をもとに、即時回答を行う。

「Karakuri」イメージ

 Web版においては、「メルカリガイド」から同チャットボットの利用が可能だ。たとえば、「梱包方法がわからない」と送信すると、同チャットボットは、商品カテゴリー別に梱包のステップを写真つきで回答。「メルカリ便で送りたい」と送信した場合は、発送手順を案内する。

 同社は今後、ユーザーの質問内容や回答へのフィードバックをもとに、同チャットボットにおける精度の向上を図っていく。対応カテゴリーの拡充や回答パターンの増加も予定している。

【関連記事】
メルカリが東京証券取引所マザーズに上場 人・テクノロジー・海外への投資を強化
ネットで個人が所有物を売るときは「ヤフオク!」「メルカリ」が2強【ジャストシステム調査】
20代の半数は中古品に抵抗なし?「フリマアプリ」に関する意識調査【メルカリ調べ】
RIZAP、ライブコマースに参入 メルカリのライブ配信機能を活用
メルカリ、法人向けにライブ配信機能を開放 ネスレ日本など11社が参画

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2018/11/13 07:00 https://markezine.jp/article/detail/29721

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング