フリークアウトは11月28日、機械学習によってユーザーを自動分析・セグメント化し、最適化された広告配信を可能とするアプリエンゲージメントプラットフォーム「LayApp(レイアップ)」の提供を開始した。
フリークアウトは2016年5月より、モバイル特化型マーケティングプラットフォーム「Red」を通じて、スマートフォン領域において広告効果を最大化するサービスを提供してきた。
今回、「LayApp」の提供開始によって、「Red」や「LINE Ads Platform(「Red」経由でのLINE広告枠在庫買い付けが対象)」、およびその他の主要媒体を通じたエンゲージメント広告の配信が可能になった。
これまで、アプリマーケティングにおいては、アプリから離脱したユーザーへの復帰施策として、リエンゲージメント配信が主に行われてきた。一方、既存ユーザーへのコミュニケーションにおいては、アプリ内部でのイベントやプッシュ通知などに集約されるなど、顧客接点が限られてしまっていた。そのため、離脱兆候があるユーザーに対して、エンゲージメントを高めるようなコミュニケーション施策が十分に行われていないという課題があった。
「LayApp」は、離脱が予想されるユーザーや課金頻度の低いユーザーなど、エンゲージメントが低いユーザーに対するアプローチを実現。ユーザーがアクティブな状態から離脱ユーザーへ転換する前に、それぞれに最適化された違和感のない広告配信を行う。これによって、ユーザーとのエンゲージメントを向上させ、アプリにおける売り上げの最大化に貢献する。
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