サイバーエージェントのアドテクスタジオは、運営するスマートフォン特化型SSP「CA ProFit-X」において、ライブ配信サービスのマネタイズに特化したサービス「PFX LIVE」を開発した。
近年、ライブ配信市場は世界的に成長を遂げており、ライブコマースやゲーム実況サービスといった、ライブ配信機能を利用したサービスメディアの設立が相次いでいる。しかし、ライブ配信サービスのマネタイズはライブ視聴者の課金に依存しており、ユーザー体験を損なうことなく安定した収益源となる広告を掲載することが課題だった。
このような背景のもと、ライブ配信サービスを運営している事業者の収益拡大を図るため、同サービスが開発された。同サービスには、ライブ視聴者のユーザー体験に配慮した様々な広告配信機能や、ライバーへの広告収益の還元が可能なレポート、サポート機能が含まれる(※広告収益の還元の実施有無については、ライブ配信サービスとライバー間での取り決めに準拠)。
広告配信機能の第一弾として提供された「Pause roll」では、ライブ配信者が配信を一時的に中断するタイミングで、ライブ視聴者に対して広告配信を実施。ライブ配信者が意図した任意のタイミングで広告配信を行うことで、ライブ視聴者の高い広告視聴が期待できるほか、ユーザー体験を損なわないような広告配信が可能となる。
今後は、ライブ配信開始前の広告配信機能「Pre roll」や、ライブ配信終了後の広告配信機能「Post roll」が追加される予定だ。
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