BtoB企業支援のアドテクノロジー事業を行うクライドは、広告配信プラットフォーム「ADMATRIX(アドマトリックス) DSP」において、人口統計と行動履歴をもとに外部のオーディエンスデータを拡張する「ADD(アド)オーディエンス配信」の提供を開始した。
「ADMATRIX DSP」は、BtoB企業の広告需要に特化したターゲティング技術を有するディスプレイ広告配信プラットフォーム。現在、月間約2,000億インプレッションの広告配信在庫を保有しており、広告配信機能の一つ「オフィスターゲティング」では、特定の企業・業種のターゲティングが行える。
今回提供開始となった「ADDオーディエンス配信」は、クライド独自の拡張ロジックを用いた広告配信メニューで、「ADMATRIX DSP」の外部オーディエンスデータをベースに、同社がこれまで蓄積してきた行動履歴データと、新たに取り入れた人口統計データを活用。これによって、従来型の他のオーディエンス拡張配信サービスよりも高精度なターゲティングを維持することが可能になる。
また、これまで配信対象にすることが難しかった潜在顧客層に対しても、幅広く配信が行えるようになり、より精度の高い広告配信を実現することができる。
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