電通は、海外本社の電通イージス・ネットワークを通じて、Happy Marketerの全株式を取得することで合意した。
Happy Marketerは、シンガポールを中心に、データ分析テクノロジーを活用したサービスを展開する企業。GoogleやAdobe、Salesforceといった企業とパートナーシップを築き、デジタルマーケティング分野におけるコンサルティングやトレーニングを軸にしたサービスを提供している。
買収の目的は、電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの一つであるデータマーケティング会社Merkleの、シンガポールにおける事業規模を拡大し、データ分析サービス機能を強化すること。電通は、Happy Marketerのブランドを「Happy Marketer, a Merkle Company」へと改称し、知見・ノウハウを融合させることで、東南アジア市場において競争力の高いデータマーケティングサービスを提供していく。
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