トランスコスモスは、機械学習を自動化するAI「DataRobot」と、同社独自のDMP「transcosmos decode(トランスコスモスデコード/以下、DECode)」を組み合わせたデータドリブンコミュニケーションサービスのひとつとして、リターゲティング広告最適化AIを使った広告運用サービスを2019年3月より開始する。
リターゲティング広告最適化AIを活用することで、膨大に存在する自社Webサイト内の顧客/cookieの行動パターンから「DataRobot」を用いてコンバージョン(以下、CV)しやすいパターンを学習。未知の顧客に対して自動的にCV予測確率を付与することで、人力と比べスピーディーかつ高精度なセグメント配信が可能になる。
試験導入したプロジェクトでは、クライアント企業内に毎日蓄積されるWebサイトの閲覧履歴と顧客属性情報を「DECode」で統合し、「DataRobot」を使ってリターゲティング広告配信用の濃淡の付いたセグメントを日次で生成。セグメントごとに入札額を変更することで、優良顧客の80%を補足する高精度な予測モデルを構築した。そのモデルを使ったセグメント配信を実施した結果、従来の広告運用と比べ130%のROI改善に成功した。
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