UCC上島珈琲は、ECと店舗を通じて、個々の嗜好に合わせたコーヒーを提案するO2Oプラットフォームサービス「My COFFEE STYLE」を開発した。
コーヒーブームを経て店頭に並ぶ銘柄が増加し、選択肢の幅が広がった一方、美味しいコーヒーや、自分が好きな味がわからないという消費者も少なくない。
これを受けて、同社は、自分の味覚傾向を知り納得感をもってコーヒーを選んでほしい、コーヒーの世界をさらに楽しむきっかけにしてほしいと考え、同サービスを開発した。
同サービスは、ECと店舗におけるコーヒー体験を一つのアカウントでつなぐプラットフォーム。ユーザーの味覚評価データに基づき、個人の嗜好に合ったコーヒーを提案する。
ユーザーは、テイスティングキットの4種のコーヒーを飲み、コア機能の「COFFEE マップ」に感想を登録することで、自分の嗜好性を可視化できる。その後も、同サービス取り扱いのコーヒーを飲み、感想を更新していくことが可能だ。
なお、同サービスでは、3月下旬からサブスクリプションサービスを展開予定。サービス開始時は16種類のコーヒーを用意し、毎月ユーザーの嗜好性の傾向を集計し、それに合うコーヒー豆を届ける。
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