ヤマトホールディングスとドイツポストDHL(以下、DPDHL)の合弁会社として設立されたヤマトダイアログ&メディア(以下、YDM)は、DMのパーソナライズドデザインと印刷・配達の発注をオンラインで可能にする「TRIGGER DIALOG(トリガーダイアログ)」を2019年4月22日から販売開始する。
これまでYDMは、オリジナル・データベースを活用して、潜在顧客の住むエリアや部屋番号を抽出して投函する「宛名なしDM」を提供してきたが、今回DPDHLと提携することで、MA連動型DM配信サービスの展開をスタートさせる。
これにより、クライアントは購買履歴をもとにしたリコメンドメールのようなDMを配信できるようになり、さらにDMの制作から配達までをワンストップサービスにすることで工数半減も実現できるという。
YDMは、「TRIGGER DIALOG」の機能強化に加え、パートナー企業の開拓を通じた印刷・配達に関するサービスレベル向上を進め、今後3年間で30社を超えるクライアントの獲得を目指すとしている。
さらに企業の新規顧客開拓を支援する自社メディア「クロネコエリア便」を連携し、包括的なダイレクトマーケティングの支援を行っていく予定。
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